連載コーナー

内田の話 第一回

2022/11/14

こんにちは。
鈴木ゼミ10期生、現在3年生の内田です。

次の日が朝早いという時、翌日に着ていく洋服と手荷物を準備すれば、効率が良いし、朝バタバタしなくて済む方法のひとつだ。

しかしなぜだろう。
私の家族に限ったことなのかもしれないが、前日に準備した洋服の中に、靴下が入っていないのだ。
だから朝、「靴下貸して」「これいい?」「それはだめ」「じゃあこれは?」というドタバタ靴下小騒動が頻繁に起こる。

こういう小騒動を起こす者は、靴下を甘く見過ぎなのだ。
靴下も立派なファッションのひとつであるということを理解していないのだ。
もっとも、靴を履いてしまえば、外からは見えなくなってしまうし、手を抜く、楽ちんをするという意味では、靴下がその役になってしまうのも分かる。
けれど違うでしょ。
たとえ靴下が靴に隠れたとしても、神は細部に宿る。
「周りの人にはわからない、私だけが知っている今日の私の靴下。えへ、可愛いのよ。」
「今から行くお店がお座敷だったらちょっと嬉しいな。」
なんて思っていればハッピーなのではないか。
だから私は、今日もお気に入りの靴下を履く。

靴下の話をもうひとつ。
私は、我らが鈴木康広先生の靴下を2度ほど見たことがある。
ひとつは、身体翻訳家の米山さんが授業をしてくださった時、芝生の上で靴を脱いでストレッチしている鈴木康広先生の靴下。
もうひとつは、鈴木康広先生の「空気の人」という作品のメンテナンスのため、体育館で作業をする鈴木康広先生の靴下である。

どちらも共通点がある。
それはピンク色の靴下だったということ。
ボーダーに紺色や黒色のズボンばかりの鈴木康広先生が、まさか爽やかで、やさしいピンク色の靴下を履いていたとは、大袈裟に言えば衝撃的だった。
鈴木康広先生が若い頃の宣材写真をみれば、ピンクのシャツを着ていることからも、ピンク色が好きなのかな、と私が勝手に思っているという話。
ちなみに「空気の人」のメンテナンスの時は、アシスタントの方もピンク色の靴下で、2人で立って話し合っている時、足元では、ピンクがウニョウニョ動いていて可愛かったのだ。

次回の第二回もよろしくお願いいたします。
(文・内田莉子)

内田の話 第零回

2022/10/10

こんにちは。
鈴木ゼミ10期生、現在3年生の内田と申します。

このコーナーを開いてくださってありがとうございます。

この度、ゼミ長の佐々木さんの提案で、誠に勝手ながら連載を始めることになりました。
人に提案してもらって自分が何かする、ということはあまりなかったので、提案してもらったことが嬉しく、ウキウキで連載コーナーを作りました。
できるだけ面白く、誰か一人でも楽しませることができたら嬉しいなと思っています。

前置きがないと、「いきなり現れたよくわからない内田というやつがやってる連載コーナーって何だよ」ということがあるだろうと思い、第零回を書いています。
タイトルに、ちゃんとした連載企画のようなセンスあるタイトルをつけたいと思ったのですが、センスあるタイトルを思い付かなかったので、私は内田だし、シンプルに「内田の話」にしました。

どうぞ、よろしくお願いします。

ところで、自分の苗字をどう思っていますか。
私は内田なのですが、小学生の時にテレビで観た同年齢の野球少年打田くんをみて、”うちだ”の漢字の可能性を感じてから、”うちだ”が嫌ではなくなりました。”うちだ”は”内田”だけだと思っていたので、他の”うちだ”がいて嬉しかったのです。
先日、鈴木康広先生の『空気の人』のメンテナンスのお手伝いに参加した時、「内田さん、外田さんっているのかね?」と聞かれ、「いるんじゃないですか」という何ともつまらん返しをし、「外田さんに出会ったことはある?」と聞かれる場面がありました。
私が思うに、外田さんは稀です。なぜなら、今ここで、”外田さん”とタイピングをしようとして、”そとだ”と打っても”外田”と出てこないからです。”そと+でん”で”外田さん”とタイピングしています。そうすると、このPCの中では”外田さん”は、”そとでんさん”ということになっていて、何だか面白いなと思っている連載第零回でした。

と書いている間に、”うちだ”が”内田”ではなかったように、”そとだ”も”外田”ではないかもしれないと思い、他に”そとださん”がいるのか探す課題が増えました。
このような、課題と言っては大きいけれど、今後、偶然に見つけられたらいいなという課題をなんと呼んだらいいでしょうか。
小課題?宿題?
宿の課題でも、大きい小さいでもないので、偶然と課題ということで、偶題ということにしておきます。

しかし何ということか、偶題を検索してみると、偶題が存在していました。よくあることです。作った自分の言葉だと思っていたら、すでにある言葉だったということ。
偶題とは、たまたまできた即興詩のことだそうなので、偶題を取り止めて、「偶然に見つけられたらいいなという課題」そのままでいきます。何かいい言葉を思いついた方がいらしたら内田まで。

話が飛んで飛んで飛んで飛んで回って回って回って回ってはいませんが、鈴木ゼミの発展とこれからの文筆向上を祈念しまして乾杯。

”すずき”という苗字は、植物(木)でもあって、魚でもあって、鈴木さんが多い理由もそこにあったりするのでしょうか。

次回の第一回もよろしくお願いいたします。

(文・内田莉子)