一町田梨乃×中島七海 

シャボン玉が上に上がって行く様子を見てる子供達の表情がみんな笑顔で、すごく良いなあ!私が作りたいものってこういう空間だなあ!って思ったの。

中島:最初の質問ですが、美大に入ろうと思ったきっかけを教えてください。

一町田:中学や高校で美術の授業や学級新聞を考えて作ったり、ポスターを描いたりすることが好きで、もっと勉強したいと思ったことがきっかけです。

中島:空間演出デザイン学科を専攻しようと思ったのはどうしてですか?

一町田:空デの幅広くなんでも出来そうな自由さに惹かれて専攻しました。

中島:自由さに惹かれるの分かる!じゃあ鈴木ゼミを選んだのはどうして?

一町田:鈴木ゼミでは課題でも縛りがきつくないというか、たくさんの視点から見て考え方を作っていくところが良くて鈴木ゼミを選びました。

中島:MY DESING HISTRYにもあるように一町田さんはサークル「epa!」のパフォーマーをしていたけれど、「epa!」に入ろうと思ったきっかけはありますか?

一町田:もともと演劇には興味があって、大学に入ったら演劇サークルに入ろうと思ってました。あと、ディズニーランドやシーが好きで装飾やキャストの動き、ショーやイベントの全部が人の手で作られていて、私も私の世界を作れるようになりたいって思ったのがきっかけで「epa!」に入ろうと決めました。

中島:「epa!」を通して学んだことはありますか?

一町田:そうですね…「epa!」は2年間やってきました。その中で衣装や空間照明などの影響は自分が作品を制作するうえでとても受けました。また、舞台としてお客さんにどう魅せて楽しんでもらうか、パフォーマーとして自分の体の動かし方や伝わり方を感覚で少し分かるようになりました。

中島:将来はどんなことやっていきたいですか?

一町田:私は平面系が好きなので、グラフィックやイラスト、映像を作ったりして最終的には作家になりたいと思っています。あとは、楽しくやりたい事をやって、楽しそうな人たちに囲まれて楽しく過ごしていきたいですね(笑)。

中島:楽しくやっていきたい気持ちわかります(笑)。お互いそうなれるように頑張っていきましょう!

一町田:いきましょう!

一町田:じゃあ中島さんの美大に行こうと思ったきっかけを教えてください。

中島:最初はただ単に絵を描くのが好きだったのもあったけど、昔から周りと足並み揃えて一緒に何かをやるとか浮かないようにうまくやるとかが苦手で、美術って個性を受け入れてもらえるというか何でも無いものでも「作品」って言えば作品になるというか。

一町田:あー(笑)。

中島:何でもあり!みたいな思想の自由さに惹かれたんだよね。私に合ってるのは美術だなっていう確信があって、中学校も美術部にしたし高校も美術を学べるところを選びました。

一町田:なるほど。武蔵美を選んだのはどうして?

中島:武蔵美の印象が良かったのもあるけど、決め手は多摩美の図書館の椅子が好きじゃなかったから!バランスボールみたいな多摩美の坂でも使える椅子で、全然くつろげないじゃん!って(笑)。

一町田:椅子!?(笑)

中島:そう、椅子で決めた(笑)。

一町田:そんな人初めて会った(笑)。なんで空デにしたの?

中島:最初は照明効果がもたらす空間変容に興味があったんだよね。光の当て方で部屋が広く見えるとか、インテリアは変えてないのに照明を変えると空間の見え方が変わるとかが好きで、そういうのが学べるところを探したら空デが一番合ってた。

一町田:最初照明がやりたかったんだ!空間演出に興味を持ったきっかけとかはある?

中島:私が空間演出デザインというものを知るきっかけは、ハナムラチカヒロさんという方が手がけたもので、「霧はれて光きたる春」っていうタイトルで大坂の病院の吹き抜けに大量のシャボン玉を飛ばしてる作品。シャボン玉が上に上がって行く様子を見てる子供達の表情がみんな笑顔で、すごく良いなあ!私が作りたいものってこういう空間だなあ!って思ったの。

一町田:そうなんだ!MY DESIGN HISTORYにはアニメとかが多く書かれているね。

MY DESIGN HISTORY 一町田 梨乃

中島:そうだね。映像が多いかも。というのも昔から空間が好きで、アニメとかでも出てくる人物よりも後ろにある空間ばかり観てたんだよね。「カードキャプターさくら」とか「セーラームーン」とかを見るときも、キャラクターよりも背景の色とか余白の取り方ばかり見てたなあ。

一町田:そういう見方があるのか……。じゃあ鈴木ゼミに来た理由は?

中島:最初は小泉ゼミに入ったんだけど、やって行くうちに違うと思うようになって。私はものづくりをしたい訳じゃないって気づいて。小泉ゼミの課外授業でグラフィックと写真の授業があって、それまでグラフィックは苦手だと思ってたんだけどやってみると凄い楽しくて、もしかしたら自分には物を作るよりこういう抽象的なことの方がやりやすいのかなって、だから鈴木ゼミに来ました。

一町田:今後やって行きたいことはありますか?

中島:この前スキンケア系化粧品の会社に内定をいただいて、そこでは商品の企画開発とかwebサイトを作ったり商品写真を撮影したりするので、それに向けてHTML言語とかwebに関連したことを勉強していこうと思ってて、謙虚な気持ちでひたすら一生懸命勉強しよう!と思ってる(笑)。

一町田:偉いな…謙虚…。ありがとうございました!

中島:ありがとうございました〜。