松本彩奈

 

『while true; do engraved time; done』
スキャナー、プロジェクター

スキャナーが空間をスキャンし続ける。
出力される結果において、鑑賞者は現実とかけ離れた姿をしている。
私は一体どこにいるのか。私とは誰なのか。

 

 

─卒業制作にはどんなテーマで取り組みましたか?

スキャナーを新しい記録メディアとして捉えました。スキャナーから吐き出される結果を見て、鑑賞者が「自分はどこにいるのか」「自分とは誰なのか」を、いま一度考え直すきっかけとなってほしいと考えていました。

 

─制作を通して気づいたことや変化はありましたか?

鑑賞者がスキャナーから生成された画像を写真に納めたり、それについて会話し、SNSにアップロードするなど新たなコミュニケーションが生まれたことは印象的でした。
制作を通した自分自身の変化として、副次的ではありますが電子機器を動かすシステムやネットワークへの理解が深まりました。

 

─これからどんなことに取り組んでいきたいですか?

デザインをもっと深く知り、自分の糧にしたいです。大学ではアートもデザインも学んでいる状態でしたが、デザイン(UI、Web、グラフィック等)をより専門的に勉強し、生きていくための武器にしたいです。

 

─鈴木ゼミで学んだことはなんですか?

ものの見方や感じ方はひとつではないということです。
自分が興味のなかったものを面白がる人もいたし、その逆もまた然りで、色々な刺激がありました。ゼミ生の影響で気になった本や映画、作品などがたくさんあって良い影響を受けました。