木島美羽

 

『夢の外側から夢をみる』
ミクストメディア

 

夢には外側があるのだと、いつからかそう思っていた。どんなものかは分からないけれど、夢の外側から夢をのぞいているような気がしていた。

その存在を確認するとき、夢をみている自分の存在も確かめなければならない。

夢と現実が曖昧になる瞬間、夢の外側から夢をみる。

 

 

─卒業制作にはどんなテーマで取り組みましたか?

夢とその周辺の記憶をテーマに制作しました。もともとフィクションの持つリアリティに興味があったので、自分自身が信じている「夢の外側」という概念をいかに存在するようにみせるか考えながら取り組みました。
展示期間中、他者からしてみればそれまで認識されていなかった「夢の外側」の存在について、お互いの記憶をたどりながら対話していくのはとても新鮮な気持ちでした。

 

─制作を通して気づいたことや変化はありましたか?

なにかを伝えるには自分自身がそれを信じなければならないということを知りました。

 

─これからどんなことに取り組んでいきたいですか?

いままでおもしろがって取り組んできた社会学と夢日記はこれからも続けていきたいと思います。そのときの自分にしか見えないものを見ていたいです。

 

─鈴木ゼミで学んだことはなんですか?

ゼミ室に行くと誰かがいて、そこで他愛もない話や真面目な話をするのが好きでした。
価値観やこだわり、生まれ育った環境の違うゼミ生たちがそれぞれの言葉で共通の話をすることはとてもおもしろく、時には想像を超えるような結果をもたらすことがあると学びました。