キムカウン

 

『Cloud』
音楽(インスタレーション)/ヘッドホン、楽曲

 

サブスクなどで音楽を聴いている日常の中では、音楽を聞く時間や空間と言うものを改めて意識することは少ない気がする。そこで、曲を聴く時、学内の空間や時間を指定しそれと合わせて鑑賞する形をとり、自分たちの製作した楽曲で構成されたミニアルバムの展示を行った。

 

 

─卒業制作にはどんなテーマで取り組みましたか?

「cloud」というテーマで制作しました。
「cloud」は、音楽によって意識だけが違う空間に飛ばされる、空間の壁を感じさせないという意味をもちます。学内の空間や時間を指定しそれと合わせて鑑賞する形をとり、自分たちの制作した楽曲で構成されたミニアルバムを展示しました。

 

─制作を通して気づいたことや変化はありましたか?

仲間と音楽の道に進むことを決心して、時間をかけてまじめに音楽に取り組み、人に聴いてもらう事でとてもいい経験になりました。とくに音楽的な面で曲の展開、世界観づくり、制作スピードに成長を感じました。

 

─これからどんなことに取り組んでいきたいですか?

音楽を中心にアルバムのデザインなど好きな事を仕事にします。そのために、ライブやいろいろな場所に足を踏み入れることで様々な経験をしていきたいです。

 

─鈴木ゼミで学んだことはなんですか?

「音楽にあまり触れて来なかった」という鈴木先生の予想を超えるような意見が面白くて、一周まわって考えさせられました。