9期生

ゼミ展に向けて

2022/04/28

こんにちは、9期生です。
今回の授業は、気になる人の紹介、原稿チェック、ワークショップの振り返り、本の紹介、の4本立てでした。

まず最初に、ゼミ生の茅野さんが今気になっている人を紹介してくれました。シンガーソングライターのMaika Loubtéさんです。電子音楽と高い女声がうまくマッチしていて、全員で聴き入りました。まさに新時代の音楽という感じです。気になる人はチェックしてみてください↓
https://www.maikaloubte.com/about

次は原稿チェックの時間でした。以前ゼミ生がそれぞれペアになってインタビューをしたものの原稿です。先生方から全体的に辛辣な批評をされました。
内容としては、第三者が読めるようになっていない、という指摘です。他には言葉選びや文章の長さなどを指摘されました。インタビューは話し言葉を書き言葉にする作業で、細かな編集が大切になってきます。それぞれ反省点を踏まえ、原稿をブラッシュアップしていきます。
このインタビューは後日このホームページ上で公開予定です。お楽しみに!

そして、ワークショップの振り返りを行いました。
前回は「切る」「切り取る」道具を持ち寄って色紙を切る、というワークショップを行いました。「切る行為を問い直すこと」と「色の解釈」の二つが内容として盛り込まれていたため、それについての意見を話し合いました。
また、これから開催されるゼミの展覧会についても併せて話し合いました。

最後に、ゼミ生が持ち寄った本や冊子の紹介を行いました。お題は「ひとつのテーマに特化した内容をまとめたもの」です。これからゼミ生がZINEを作る予定のため、資料収集として行いました。

以下にゼミ生が紹介した本を記載します。気になったものがあれば是非読んでみてください。
・ちびまる子ちゃん大図鑑
・10 Mame Kurogouchi
・Thomas Demand: Dailies
・かわいい!かっこいい!美しい!動物折り紙BOOK
・I Went Looking For A Ship
・富士屋ホテルの営繕さん-建築の守り人-
・てぶくろ人形(雑誌)
・PERMANENT FOOD
・おべんとうの時間
・鶴と亀(フリーペーパー)
・Tomboy(映画のパンフレット)

【ゼミ生のコメント】
・偶然起きたことによる連鎖が鈴木ゼミの空気の中にはあって、全て流れをみていたくもなったし自分がアクションする側にもなってみたいと思った。(藤原)
・相手にスイッチ入れる答え方は習得したいです。(藤巻)

「劣化をトレース」ワークショップ

2022/05/02

こんにちは、鈴木ゼミ9期生です。
今回のゼミはゴールデンウィークの合間に行われたこともあり、いつもより人数が少なめでした。

本日は内野さん考案の「トレース」をテーマにしたワークショップを行いました。イラストレーターにて製作した正円を人の手でトレースし、そのトレースした線をさらにトレースしていく、という内容でした。また右手、左手それぞれわけて作業を行いました。

利き手が右の人が多く、左手でトレースをすることにかなり手こずっている印象がありました。最初は正円を描くことに気を使っていましたが、終盤で正円は影も形もなくなり、全員でよくわからない形を必死にトレースしている姿が面白かったです。
修正しちゃう。(遠藤) 良くない(内野)
前の人が下手(全員)
劣化したものに精を出すのもなあ(鈴木)

【ゼミ生のコメント】
想像以上に繰り返し引かれる線が綺麗で、何十回かやるぐらいでは面白い形にならない。何万回とかやったものを見てみたい。トレースではなく記憶して描く円はどんどん小さくなる傾向にあるというが、今回のトレースでも円がだんだん小さくなっているように感じた。
もっと複雑な形でもやってみてほしい。(土井)
出来上がったものを並べて見返すと、線のうねりがどこから生まれているのか感じられてよかった。
そうなった原因まで探ると面白そう。(茅野)
段々と円が描きやすくなって円の方が私達仕様になってきたと感じた。(久保田)

「切る・切り取る」ワークショップ

2022/04/25

こんにちは、鈴木ゼミ9期生です。
今回のゼミでは、「切る・切り取る道具」を持ち寄ってワークショップを行いました。
赤と青のグラデーションが印刷された用紙を、持ち寄った道具で切っていきます。

本来の用途としてではなく、「切る」ためにみんなが考えて使用しています。
様々な「切る」というかたちや、個人の解釈を感じる結果となりました。


持ち寄られた道具がどんな理由で持ってこられたのか。気になるものを指名していきました。

栗羊羹
「切られたもの」として間違えて持ってきた。(藤巻)
砥石は、包丁が切られている。実は栗羊羹も包丁を切っているのではないか。
賞味期限が切れる→時間を切っている。
池田「栗羊羹は被害者?」

カフェオレ
遅刻してきた池田さんが、休憩で茅野くんが買ってきたカフェオレを「切る」道具と勘違いし指名。
茅野くんが即興で「気分を切り替えるもの」と回答。これには拍手喝采。
物理的な「切る」から感覚的なものに視野が広がった。

しゃもじ
酢飯を作るとき、切るように混ぜるから。(鈴木先生)
お櫃 ご飯の水分を切る道具。

【ゼミ生コメント】
水切りの石を集めようと思った。(森田)

「水切りに使われた石がたくさん溜まっている水底」という存在に出会った日でした。(野村)

「切る」はネガティブなイメージだったけれど、ワークショップを通して前向きな意味もたくさんあることに気付いた。水切りの石を選別するのが、うまくなるようにがんばりたい。(藤原)

切り取る動作と扱うものが同じでも、人によって扱い方が変わる部分が面白かった。鉛筆削りなど。(茅野)

遅れた人がいたから面白い場面があって、考えるきっかけをもらった。(藤巻)

翻訳カードゲーム

2022/04/21

こんにちは、鈴木ゼミ9期生です。
今日は鈴木さんは不参加で、上條さんとゼミ生のみの授業でした。

本日のワークショップ (主催 : 野村実乃里)
Web上の翻訳機能を使ったカードゲームをしました。
Google翻訳で翻訳する際に元の文章文が変な文章になる面白さから発案したそうです。
日本語→英語→日本語
という風に文章を翻訳した、4種類のカードをラミー(野村さん)が持ってきました。

※写真1段目より
・原文(ゼミ生が事前に送った、好きな本や漫画、アニメから引用した文章)
・ Deep L   (日本語→英語→日本語)
(無料翻訳で高性能な翻訳サイト)
・ Google翻訳 (日本語→英語→日本語)
・ Google翻訳 (日本語→中国語→日本語)

これらのカードを使って2つのゲームを実施しました。
① 神経衰弱

②どれが原文で、どれが各種の翻訳かを推測する・答え合わせ


この2つのゲームの発見・感想。
上條さん「翻訳の過程を想像するが面白かった。」
Deep L (高性能)は人間の感覚的な解釈で上手な日本語表現をしますが、ネットスラングはどの翻訳でも正しく訳されず、Deep Lが1番可笑しな文章を作っていました。


※2段目がDeep L

森田「高性能AIに勝つにはネットスラングだよ!」

上條さん「普段使っている言葉や、それと似ているフレーズが並んでいて、こんなに短い言葉をものすごく注意深く見るっていう機会はないよね。語順が入れ替わるだけで全然違う印象になるなって思った。」

杉本「普段使わない脳使った感じがする」

最近あったことについて意見をシェアしました。

うんこの話で盛り上がる。

内野 「本屋さんに行ったらうんこしたくなる現象、調べたら『青木まりこ現象』っていう名前ついてた!」
杉本 「知識とかインプットした分アウトプットしたくなるんですかね?」
森田 「いいね。今度から排泄のこと、大アウトプット・小アウトプットって言おう。」
藤巻 「この間コンポストを作ってて、乾燥させたら石ころみたいになる。(匂いは凄く鼻に近づけなければしない)普通のゴミ袋を使って乾燥させれる。」

【ゼミ生コメント】

ゼミ生が普段触れている言葉の片鱗が見られた時間でもあり楽しかったです。(野村)

実は高性能の翻訳が1番ポンコツだったのが面白かった。もっと学習して頑張ってほしい。(遠藤)

翻訳と予想が外れたものが多く、思い込みは怖いなと思った。でも記号を読み取りきれずに、間違えるところはかわいく感じた。(藤原)

「自然⇄人工物」ワークショップ

2022/04/18

こんにちは、鈴木ゼミ9期生です。
「自然⇄人工物」というテーマに沿ったものを、それぞれ持ち寄りワークショップを行いました。

森田が持ってきたものを、どういう観点から自然⇄人工物に関連しているのか茅野が説明をしてみるという試みをしています。

次に、ゼミ室を全員で離れて誰かが置いた自然⇄人工物のものに対して全員で考察を行います。

ーコンクリートの中に蜘蛛が住んでいた、自然と人工物の共生
ー枝という自然物をホウキに人工物加工してる
ーリールは通じて自然(魚)と繋がるツール
ーコンクリートは人工的な土

最後に全員が持ちよったものを並べてみました。

ー爪切りは自然に伸びたものを切り取る人工物
ー虫めがねやデスケルなど、視界を切り取ることによって人工的に区別をする

【ゼミ生のコメント】
お風呂の温度が分かってることが不思議なことだと思ったことなかった。(藤巻)

モノマネや他己紹介は、本物や本人の本質や意図を別の角度から洗練することができることを再認識できた。パロディの強さはこういった所にあるのかなと。(森田)

自然の反対は不自然?人工?
人工は不自然?不自然は人工?
改めて考えてみるとぐにゃぐにゃしてきます(野村)

民俗資料室と柳本浩市

2022/04/14

こんにちは、鈴木ゼミ9期生です。

今回は、2017年に開催された展覧会「柳本浩市展『アーキヴィストー柳本さんが残してくれたもの』」をまとめた記録集を編集した上條先生に紹介していただきました。

また、民俗資料室の見学をしてたくさんの道具や玩具を近くで見ることができました。自分たちが生まれる前に暮らしの身体性に合わせた道具などを見ることはとても興味深い経験でした。
どちらもサンプリングされたもので、それをどう分類しているかを見比べることもできました。

https://mauml.musabi.ac.jp/folkart/guide/

【ゼミ生コメント】
多機能を持つ道具がなく、それぞれが専門的な用途のために作られてあると感じた。(長谷部)

中性ダンボール、欲しくなった。(森田)

47都道府県の伝統玩具のコーナーが特に好き。凧でも地域によってあげる季節が違うとか、かなり詳しく知ることができる。(遠藤)

柳本浩市さんが収集していたものも、民俗資料館にある暮らしの道具たちも、誰が作ったのか分からないものばかりですが、そこに見つめるべきものがあると思います。(野村)

普通なら捨ててしまう何になるのかわからないものを集め続けていた方がいたことを知って、何になるのかわからないものを続けることに価値を感じた。(藤原)