8期生
8期生 卒業制作展
2022/04/01
SKETCH
2021/04/01
こんにちは、鈴木ゼミ8期生です。
昨年度、数回に渡って行ったSKETCHのワークショップについて。
ゼミ生一人ずつ、お題を出して全員でスケッチしていきます。
机に1枚ずつ並べてみると圧巻です。
頭の中にある朧げなものの輪郭は個性豊かで見ていて飽きません。
月の模様、宇宙人、キリン。
この日は条件なしでとにかくお題に沿って自由にスケッチしました。
別日になりますが、「記憶のドリル」と題して日本列島のスケッチも行いました。
まず1枚、何も見ずに自分の記憶にある日本列島を描きます。
次に各グループでお互いの日本列島を見せ合った上で2枚目を描きます。
3枚目はインターネットで画像検索をし、日本列島の写真を見た後で描きます。
最後にその1週間後、4枚目の日本列島を描きます。
自分の出身の県だけどうしても大きく描いてしまったり、ディティールに拘っていたり、と小さな特徴に注目してみると新しい発見がありそうです。
自分の中で日本列島の輪郭がどう変化していくのか、意識の外に生まれる変化を実際に目にすると不思議な感覚です。
4枚の変化過程はオンラインゼミ展「Sampling」の「SKETCH」コンテンツページからご覧いただけます。
この日は「一筆書き」に条件を絞ってスケッチを行いました。
簡略化されて描かれるモチーフは見方を変えると別のものにも見えてきます。
授業の中に限らず、スケッチを日々続けることでまた新しい発見や自分の中に生まれるものがありそうです。
メモ帳をたくさん購入したのでみなさん是非、描いてください!
パズルのビスケット
2021/01/30
発案・制作:諏訪萌々子
授業内に描いたドローイングから型抜きを作成。その型でビスケットを焼きました。
SAMPLING-4.5
2020/11/24
こんにちは、鈴木ゼミ8期生です。
今回は、昨日に引き続き、ゼミの時間外で集まってSAMPLINGのカテゴリ決めをしました。講評が近づいているので、カテゴリの最終決定に向けてブラッシュアップを続けています。
「〇〇(ゼミ生)っぽいもの」集めも引き続き行いました。
今回のカテゴリはこちら
・まわるもの
・にせもの
・長いもの
・まもるもの
・使っていないもの
・コップ
・赤のものと青のもので関係性のあるもの
・わるもの(ブラッシュアップ版)
・透明なもの(ブラッシュアップ版)
・顔に見えるもの(ブラッシュアップ版)
・かけるもの(ブラッシュアップ版)
コップ
みんなが普段使っているコップです。
赤のものと青のもので関係性のあるもの
このように一つで2色というパターンもありました。
わるもの(ブラッシュアップ版)
割るといっても、様々なものを割ることができます。割り勘、割り算など。
顔に見えるもの(ブラッシュアップ版)
こちらを見ています。
かりちょ(橘田さん)っぽいもの
橘田さんはカラフルなものや海外っぽいものがたくさん集まりました。
咲紀ちゃん(鬼澤さん)ぽいもの
ゲームやおもちゃなど、子供の頃のものが集まりました。しかし、絵心教室DSもPlay Stationも持っていないそうです。
SAMPLING-4
2011/11/23
こんにちは、鈴木ゼミ8期生です。
第4回目のSAMPLINGです。今回は、ゼミ生が考えたカテゴリに合わせてものを持ち寄るだけではなく、それぞれ適当にものを持ち寄って、そこから新しくカテゴリを作り出しました。
また、ゼミの終わり際には、持ち寄ったものの中から、「〇〇(ゼミ生)っぽいもの」を探して集めてみたりしました。
今回のテーマはこちら
・赤いもの
・青いもの
・かけるもの
・顔に見えるもの
・空なもの
・透明なもの(ブラッシュアップ版)
・細いもの(ブラッシュアップ版)
・わるもの(ブラッシュアップ版)
赤いもの、青いもの
見た目が鮮やかで見ていて楽しいですね。ここから「赤いものと青いもので関係性のあるもの」という新しいテーマが派生しました。
かけるもの
ハンガーにかける、ラップをかける、鍵をかけるなど、かなり解釈の幅が広がる面白いカテゴリです。
空なもの
(容量が)空なもの、という解釈などもありました。
透明なもの(ブラッシュアップ版)
野村さんが、食べ終わったトマトのヘタを透明なトマトとして持ってきていました。
わるもの(ブラッシュアップ版)
時々、画面がバキバキに割れたiPhoneをそのまま使っている人を見かけます。
神聖なもの(新しく作ってみたカテゴリ)
単体で見たら普通のものでも、この空間にあると神聖なものに見えてきたりして面白いです。
岡山(岡山さん)っぽいもの
岡山さんの好きなものや持っていそうなものは、みんな想像しやすかったようです。
ラミー(野村さん)っぽいもの
この中で野村さんの私物は3つほどしかありませんでした(笑)
SAMPLING-3
2011/11/19
こんにちは、鈴木ゼミ8期生です。
第3回目のSAMPLINGです。今回のカテゴリも、ゼミ生から募りました。
・何かが入っていたもの
・まるいもの
・わるもの
・ひなこちゃんの靴紐と同じカテゴリだと思うもの
「ひなこちゃんの靴紐と同じカテゴリだと思うもの」というのは前回の授業で中井川さんが「もらったもの」として持ってきた靴紐のエピソードから生まれたカテゴリです。
以下、中井川さんの靴紐のエピソード↓
「靴紐の話」
歌舞伎町前の交差点、隣に立ったお兄さんの靴紐がちぎれた瞬間を目撃しました。
お兄さんは「これ見て」と私に話しかけ靴紐を拾い上げました。
私がびっくりしていると、「これあげる」といいその靴紐を私に手渡しました。
私はとってもびっくりしたけど、何か特別なものな気がしてそれを受け取りました。
何かが入っていたもの
中に何が入っていたか想像するのが楽しいですね。
まるいもの
コンパスという変化球がありました。
わるもの
割るもの、悪者など、ひらがなならではの解釈ができました。これは英語にするとできなくなってしまうので、言語は面白いなあと思いました。
ひなこちゃんの靴紐と同じカテゴリだと思うもの
ひよこと柿の間にある黒い紐が、ひなこちゃんの靴紐です。捨てられないもの、特別なエピソードがあるもの、結ぶものなどの解釈が生まれました。
SAMPLING-2
2020/11/16
こんにちは、鈴木ゼミ8期生です。
今回は、第2回目のSAMPLINGです。前回とは異なり、カテゴリはゼミ生から募集をかけ、投票で決まりました。
・透明なもの
・もらったもの
・自分にちかいもの
・愛らしいもの
・光るもの
「透明なもの」で、市川くんが何が入っていたのかわからないプラスチックの空のパッケージを持ってきていたのが印象的でした。パッケージに貼られたラベルの文字情報から、中身が何だったのか想像するのは面白い体験でした。
透明なもの
みんなの透明なものが集まると、かなり綺麗です。
自分にちかいもの
何となく、誰が持ってきたものかわかります。
愛らしいもの
ぬいぐるみや懐かしいミニチュアなどが多かったです。
SAMPLING-1
2020/11/12
こんにちは、鈴木ゼミ8期生です。
私たちは現在、カテゴリに沿った私物などを持ち寄る、SAMPLINGという活動を行っています。
まず初回(11月12日)のSAMPLINGのカテゴリは鈴木先生からの提案で、
・緑のもの
・小さいもの
・細いもの
・拾ったもの
でした。
初回だったため、みんながどんなものを持ってくるのかわくわくしました。衝撃だったのは、「細いもの」として福田さんが持ってきた「デッサン用のはかり」です(3枚目の画像に写っている細くて黒い棒)。なんとこれは自転車のタイヤの中心から放射状に伸びている金属の棒を、そのまま転用しているそうです!意外な活用法…。
緑のもの
緑といっても、いろんな明度・彩度・質感の緑があります。
拾ったもの
拾ったものなので、得体の知れないものもちらほら。
細いもの
そうめんやシャープペンの芯を持ってきている人もいました。細すぎて板の模様に溶け込んでいます。
キットカットのピアノ
2020/12/07
発案・制作 永長愛美
どんな音がなるか気になります。
チョコ・ディスタンス
2020/11/26
発案:渡辺美萌
チョコたちが狭い狭い入れ物の中で密になっていたので、距離を保って並べてみました。
キット勝つジェンガ
2020/11/26
キット勝つジェンガ
2020/11/23
こんにちは。鈴木ゼミ8期生です。
本格的にゼミが稼動して、忙しくなってきました。
たくさん考えた後は甘いものが欲しくなるよね、ということで、この度オヤツタイムを復活します!
発案:諏訪萌々子
キット勝てる、祈りをこめて対戦タイム。対戦のはずがお互いを応援しあっているゼミ生たち。今日もゼミ室は平和です。
こんな感じで気まぐれにアップしていきます。
よろしくお願いします。
感覚の境界線を引く《東京》
2020/11/19
初めまして!鈴木ゼミ8期生です。
今年の鈴木ゼミ生は、なんと総勢23人となっています!どうやら鈴木ゼミ史上、最多記録のようです。
様々な個性を持った23人の、多様な視点を活かしていきたいと思います。
これから一年半、よろしくお願いします。
さて、8期生の最初のワークショップは「感覚の境界線 を引く《東京》」です。
初日のワークショップでは、ゼミ生が「東京」という言葉からイメージした色鉛筆を持参し、そのイメージから自由に絵を描きました。
最終的に、ゼミ生が持ってきた色鉛筆は、2人1組で一本の色鉛筆に生まれ変わりました。
出来上がった色鉛筆たちがこちら↓
このワークショップでは、鈴木さんにかんなの使い方などを説明していただきつつ、色鉛筆を削って接着しました。
ちなみに、ゼミ生のみんなが東京からイメージして書いた絵はこちらです(一部)。描いた人のコメントと共に紹介します。
日本を代表する首都・東京というイメージから、伝統的な日本の色・朱を選びました。
国旗を連想して迷わず日の丸を書いたけど、記憶と照らし合わせるとどこか違和感…。今、東京から見える太陽って丸くないな、と思いました。ビルの隙間から覗く光を太陽だと認識している自分がいると気づきました。そのあと裏に描き直したのがこの写真の絵です。
国旗を考えた当時の人は、丸くて赤い太陽を見ていたのだろうなぁ。
「東京を連想する色」が、今と昔の太陽の見え方の違いを考えるきっかけにつながりました。
希望の溢れている街の様に見えて実際の東京は常に穴底と隣り合わせで居心地が悪くコンクリートの様に冷たく灰色の街になってはいないだろうか。
安心して眠れる場所は東京にあるのか。
「色鉛筆」と聞いた時、真っ先に子供の頃の記憶をたどりました。金色を使いたいけど12色セットの色鉛筆に金色は含まれていなくて、代わりに黄土色を薄く塗っていました。
田舎で生まれ育ったわたしは東京に憧れがありました。たくさん人がいて、いろいろなものがあって、時々しか足を運べない特別な街だと思っていたのです。そこは、欲しくても手元にない金色の色鉛筆のようでした。しかし、大学生になり実際東京に住んでみると思ったよりも特別な部分は少ないと感じました。東京も案外、もとより黄土色だったのかもしれません。
絵の中で、時間は左から右に流れています。
左半分は田舎で思い描いた東京という街、中央は実際に住んで感じる東京の街です。空白と塗りつぶした部分の境目は東京に対する見方が変わった瞬間です。
この街の著しい発展は、長い労働時間が支えてきた。
この街を彩る眩しい光は、社会人の残業によって演出されている。
この街に昼も夜もない。
ぼくは東京出身と言っても田舎の方の出身で、都会に訪れる度にその夜景に圧倒されます。
曇る渋谷を独り散歩していたときに見上げた、高層ビルを思い出して描きました。