5期生

小林エリカさんの講義を終えて

2018/10/01

9月17日、作家で漫画家の小林エリカさんを迎えて3時間もの講義をしていただきました。

今回の講義をお願いした経緯は、今年4月にさかのぼります。
講師をお呼びして、ゼミの授業の視野を広げることが目的です。

ゼミ生それぞれの視点から様々な方が挙がるなか、私は、小林エリカさんを推薦しました。

私が、小林エリカさんの作品にはじめて触れたのは、『親愛なるキティーたちへ』という一冊の本です。高校生の時に本屋でなんとなく手に取った本でした。
その後、『光のこども』(漫画)、『マダム・キュリーと朝食を』(小説)、『日出ずる』(インスタレーション、六本木クロッシング2016展)など続き、違う場所、違うかたちで出会い、
どれもが、小林エリカさんというひとりの作家の方の作品であることに気がつきました。
自分が武蔵野美術大学で学ぶなかで、決まった特定の媒体のみで表現することに対し疑問をありました。しかし、ジャンルを横断してしまうと当てはまる言葉が見当たらないことに対しつまづいていたとき、思い出したのが、小林エリカさんです。
小林エリカさんは、一貫したテーマに基づき、漫画、小説、イラスト、インスタレーションなど多岐にわたる媒体にアウトプットされていて、鈴木ゼミの活動、視点にもリンクするのではないかと思い推薦しました。

講義当日は、小林エリカさんにご自身の活動を紹介していただき、また事前課題『目に見えないモノをキャラクター化する』にゼミ生各々取り組んだものを発表しました。
『目に見えないモノ』は、小林エリカさんの一貫したテーマです。『キャラクター化』という課題を通して向き合い、『目に見えないモノ』という同じテーマに触れ、その輪郭線を少し重ねたことは、とても貴重な経験だったと思います。

 

今回の講義を終えて、『目に見えないもの』という問題に対し、触れられそうで完全に触れられない距離感を紡ぐ中に小林エリカさんの作家としての目線があると感じました。
その眼差しは、どきりとするほど強く、優しかったことが2週間経った今も感度高く私の中に残っています。

[文:田中莉菜]

How to punch

2018/07/12

後期から新たに鈴木ゼミ生となる、3年生の顔合わせを行いました。

顔合わせに伴い、フルーツポンチなどを振る舞う歓迎会を開き、自己紹介や現在の鈴木ゼミの活動を説明しました。
3年生達には、それぞれが好きな本を持ってきてもらい、自己紹介とともに話をしてもらいます。自分のことを本を通して紹介する「自己紹介本」、一足先に鈴木ゼミの活動を体験してもらいました。

自己紹介を終えた後は3年生のゼミ長、副ゼミ長などを話し合いで決めながら、夏期休業中の課題を鈴木さんからお話ししていただきます。
3年生は鈴木ゼミ史上最も多い人数が集まったので、これまでとは一味違った鈴木ゼミの活動が始まるかもしれません。

4年ゼミ生お手製フルーツポンチと杏仁豆腐です。
美味でした。

講評

2017/12/04

講評

今日の授業は、先週から開催していたゼミ展の講評です。
ゲストにはローマンデーンさんをお迎えして、一人一人の作品に対する率直な意見をいただきました。

本日でゼミ展も終了しました。お越しくださった皆様、ありがとうございます。

OPENから

2017/11/30

ゼミ展

 

ZINE+SAMPLINGが開始してから、2日がたちました。

 

今日は鈴木さんのチェックを受けて、展示についてのアドバイスをいただきました。
午後、足を運んでくださった方々で賑わった展示室になりました。
展示期間も残すところあと2日間となります。ひっそりと暖かいお部屋でお待ちしております。

 

今日のおやつはお昼寝でした。

OPEN

2017/11/28

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本日、11月28日から、5期生と院4期生によるゼミ展[ZINE+SAMPLING]が始まりました。
来年の前期に行う[SAMPLING]へ向けての、あたまと手の準備体操第一です。

今日のおやつは、くるみとアーモンドでした。

SUZUKI SEMINAR ZINE+SAMPLING

2017/11/21

ポスター

鈴木ゼミ5期生によるブログを開設しました。

私たちは現在3年の後期にあたり、初めてのゼミ展である「SUZUKI SEMINAR ZINE+SAMPING」向けて動き始めています。

鈴木ゼミに入って初めての課題として行った、自分の興味を小冊子「ZINE」のかたちに編集、製本した作品を主軸に各々の世界観によって再編集した空間的な作品や、鈴木ゼミで4年生の前期に行っている「SAMPLING」のプロトタイプになるものを展示します
また、今展示では、普段我々ゼミ生が授業を受け、生活しているゼミ室を展示空間として扱い、日常と非日常が溶け合ったような展示空間を構成します。

 

普段は入る機会のないゼミ室での展示となります。ぜひお越しください。